私の医局の研究会 に行ってきました。また腸内細菌の話もでてきました。これからのトピックスですね。腸内最近が生活習慣病に関わっているという話です。懇親会で城教授や同門の先生に会ってきました。やはり知っている先生ばかりでいいですね。皆肩書きがどんどん偉くなっています。城教授とも密談してきました。自分の上司は話しやすいですね。
日本消化器関連学会週間の教育講演に行ってきました。腸内細菌の話ありました。2015.10.11
東京で学会ありました。教育講演でしたが、中でも腸内細菌の講演は面白かったです。
1600年代に腸内細菌を研究していた人がいた。中国では1000年以上前に 便を移植して病気を治した記録があるとのことでした。
糞便微生物移植法がアメリカでは研究されております。米国では糞便バンク(二万円) 糞便カプセルすらあるそうです。一応安全だそうです。
糞便微生物移植法の実例は健康の人(肥満なし、喫煙していない、10年間抗生剤のんでいない、経膣分娩)から便をもらい、偽膜性大腸炎患者に投与したら、治ったそうです。投与方法は口から(カプセルもしくは管いれて胃か腸から)肛門から(管をいれて注入)も効果に差はなかったそうです。 理化学研究所の本田 賢也先生が権威だそうです。今後は腸内細菌内科医がでてくるのではとのことでした。腸内細菌は人間が作り出せないものを作り出していることが大事で ビタミンとかも作っているようです。。
実際動物ではコアラとかは ユウカリを食べています。コアラの赤ちゃんは生まれた時にはユウカリに対する腸内細菌を持っておりません。自分にはないユウカリに対する腸内細菌をもらうために親の糞便を食べているとのことでした。
私も腸内細菌はとても興味あります。今後も勉強していきます。
週一回内服の薬の勉強会に行きました 2015.10.18 11.1
糖尿病の薬で 一日一回の内服が 週に一回になる内服薬が発売されます。その勉強会です。今回がこの製剤の初めての全国勉強会でした。薬が世の中に出る前の調査(治験)の情報を聞きました。結構いろいろな質問がでて、大変面白かったです。11月自分が講演会の演者になるので、真剣になりました。 治療の御褒美として使うやり方もあり、面白かったですね。糖尿病がよくなった患者さんに毎日飲んでいる薬を御褒美的に週に一回に減らしましょうというやり方です。また週一回だから、2週間は持続しますか?なんてぶっちゃけ質問あり、大変有意義でした。
本日は1000人規模の週一回製剤の勉強会です。今回は石井均先生の話もあり、患者主体の医療の話もありました。ためになりました。DPP4阻害剤の話でしたが、いい薬ですね。
昨日は東京はハロウインの仮装の人が多数いました。
糖尿病勉強会でフレイルを勉強しました。またワールドカフェという意見交換方式を体験してきました 2015.10.25
日曜日に東京でフレイルの勉強会してきました。フレイルとは2014年に老年医学会から提唱されました。
フレイルとは、健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間の状態として、日本老年医学会は提唱しています。多くの方は健常な状態から、フレイルの時期を経て要介護状態に至ります。フレイルの状態の方は、健常の人に比べて、要介護状態に至る危険性が高いだけではなく、生命予後が悪く、入院のリスクが高く、転倒する可能性も高いと言われています。また、複数の疾患を持ち、複数の薬剤を内服している方が多い傾向にあります。
フレイルの状態を早期発見し、早期に対応することで、要介護に至る方を減らし、健康寿命をのばすことができるのではないか、と様々な研究が行われ、様々な提案がなされています。 とのことです。
要介護前の状態に改めて 着眼するようになったわけです。
その後そのグループディスカッションをワールドカフェ方式でやりました。7人ぐらいのグループに分かれます。その中で一人司会者を決めます。30分ぐらい気楽に各々討論して、目の前の紙に自由に書きます。時間がきたら司会者だけはそのテーブルに残り、他者は移動して、またディスカッションする方法です。多数の人と仲良く気楽に話せて面白い方法でした。取り入れたいと思います。
座禅 瞑想の体験会やります。医療従事者向けです
以前から 東洋医学、日本の伝統医学には大変興味あり、座禅・瞑想にも興味を持っていました。今年5月にミヤンマーに行った時、瞑想で痛みを治すミヤンマーの人々の話を聞いて、自分も座禅瞑想するようになりました。今年に入りインド人のJazさんに座禅を教えてもらう機会がありました。座禅瞑想は concentration continue だ! 集中の継続だ!と言われ、今も毎日やっております。そんな中迷える医療従事者を助けるためと自分のために10月26日20時から当院で体験会、勉強会やります。三時間ぐらいかかります。今回は医療従事者のみ対象です。少数でやりますが、どうしても参加したい方は連絡ください。検討します。費用はなしです。私のためにやるので。。
蓄電池、太陽光発電設置しました2015.9月
四国の池内先生と会ってきました。2015.9.27
NPO法人 未来創健 ガン患者会 希望のいずみ 健康サロン ひのきをやっておられる池内先生に名古屋でお会いしてきました。ホリスティック医学協会の同志が池内先生の勉強会に参加し、卒業試験を名古屋八事で行った際、池内先生も名古屋に来られたので会ってきました。ホリスティック医学協会の同志が是非会ってほしいとのことで会ってきました。
”私は四国で民間医療をやっています。患者を助けるために代替医療家を全国で育てるのが私の思いです”と言われました。信念がしっかりしており、本当の診療家で、何故病気になるのかを追求しております。正直自分の周りにはいない先生でした。11月四国へ行きます。池内先生の診療所で 感じてくるつもりです。
川掃除しました 2015.10.10
10月10日土曜日午前診療後 毎月一回の当院土川看護師の糖尿病勉強会、土川塾が当院で13時半から開始でした。毎月2時間ぐらい 看護師を中心に勉強しています。凄い意識高いですね。総人数は10人ぐらいで当院からもスタッフ参加しました。進化しようとする人達は美しいです。頑張れ!です。
写真は 当院主催で行った川掃除です。毎年3回です。今回は天候的には雨でなく、暑くもなく寒くもなかったですが、川の水は冷たかったです。思った以上に草が生い茂っており、やりがいがありました。
一輪車や車のバッテリーが落ちており、誰が落とすんだ!! と思いましたl また岡本市会議員も参加していただきました。皆さんに感謝です。
緑医学研究会 2015.9.29
向老学学会サロン 高橋ファミリークリニック座談会→平成卒糖尿病専門医勉強会 2015.9.26
向老学学会の約二か月毎のサロンと当院の座談会を組み合わせた勉強会を当院で開催しました。当院看護師加藤がフットケアについて話しました。数年前から糖尿病患者さんの合併症管理として早期に足を観察しましょうというイベントが国に承認され、糖尿病専門病院ではフットケアーとして行っております。当院は7-9月に行っております。たまにとてつもない足の湿疹があったり、傷があったり、しびれの確認等大変意義があります。また末しょう神経障害の確認検査としての検査を足背に電極を置いて電気刺激を確認する検査を当院では施行しております。
フットケアとしてはその後の治療として 靴下、靴の中の中敷き、靴そのものも大事で 今後もフットマインドさんと提携していく予定です。当院で靴下等を最適なものを勧めていく予定です。
今回は1型糖尿病である先生 の講演でした。痛みが少なく自動的に血糖値を測定し、それをほぼリアルタイムにみることができるようになってきました。
これは欧州糖尿病学会でも展示されております。
これは今年中に日本でも保険適応になります。インスリンを持続注入する機械もすでに欧米では常識になっており、この血糖測定とポンプが連動して危険な血糖値の時には本人に警告する等で 治療が自動方向になってきております。凄い進歩でした。