東京で学会ありました。教育講演でしたが、中でも腸内細菌の講演は面白かったです。
1600年代に腸内細菌を研究していた人がいた。中国では1000年以上前に 便を移植して病気を治した記録があるとのことでした。
糞便微生物移植法がアメリカでは研究されております。米国では糞便バンク(二万円) 糞便カプセルすらあるそうです。一応安全だそうです。
糞便微生物移植法の実例は健康の人(肥満なし、喫煙していない、10年間抗生剤のんでいない、経膣分娩)から便をもらい、偽膜性大腸炎患者に投与したら、治ったそうです。投与方法は口から(カプセルもしくは管いれて胃か腸から)肛門から(管をいれて注入)も効果に差はなかったそうです。 理化学研究所の本田 賢也先生が権威だそうです。今後は腸内細菌内科医がでてくるのではとのことでした。腸内細菌は人間が作り出せないものを作り出していることが大事で ビタミンとかも作っているようです。。
実際動物ではコアラとかは ユウカリを食べています。コアラの赤ちゃんは生まれた時にはユウカリに対する腸内細菌を持っておりません。自分にはないユウカリに対する腸内細菌をもらうために親の糞便を食べているとのことでした。
私も腸内細菌はとても興味あります。今後も勉強していきます。