日曜日に東京でフレイルの勉強会してきました。フレイルとは2014年に老年医学会から提唱されました。
フレイルとは、健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間の状態として、日本老年医学会は提唱しています。多くの方は健常な状態から、フレイルの時期を経て要介護状態に至ります。フレイルの状態の方は、健常の人に比べて、要介護状態に至る危険性が高いだけではなく、生命予後が悪く、入院のリスクが高く、転倒する可能性も高いと言われています。また、複数の疾患を持ち、複数の薬剤を内服している方が多い傾向にあります。
フレイルの状態を早期発見し、早期に対応することで、要介護に至る方を減らし、健康寿命をのばすことができるのではないか、と様々な研究が行われ、様々な提案がなされています。 とのことです。
要介護前の状態に改めて 着眼するようになったわけです。
その後そのグループディスカッションをワールドカフェ方式でやりました。7人ぐらいのグループに分かれます。その中で一人司会者を決めます。30分ぐらい気楽に各々討論して、目の前の紙に自由に書きます。時間がきたら司会者だけはそのテーブルに残り、他者は移動して、またディスカッションする方法です。多数の人と仲良く気楽に話せて面白い方法でした。取り入れたいと思います。