南区の大同病院の病診連携の勉強会の座長をやらせていただきました。肺がんの治療についての講演もありました。悪性黒色腫に対する抗がん剤が肺がんでも効果があることがわかり、保険適用されました。通常の肺がんでの抗がん剤で効果なかった人に投与することになっているものですが、第一回の抗がん剤無効例の中で20%の方は効果があってその後も生き残っているとのことです。演者の先生曰く、数年は生存が継続していると言われていました。これってすごいことです。本来なら肺がんで亡くなる方がほとんどなのに生き残れるという、凄い薬です。だたこの薬は2000万円するらしく、医療費がただでさえ、問題になっているのに大変なことになっていると言われました。勿論患者サイドは高額医療費免除の制度があるので国と地方自治団体が負担するのですが、負担費がすごいことになっております。でもみなさん、当事者となったら使ってくださいね。
今回の講演とは違いますが、C型肝炎の治療も 今は飲み薬で99%なおるものがでてきて 3か月で720万円だそうです。薬がものすごく高くなりました。しかし、効果ある薬がでてきました。西洋医学の薬を批判する方はたくさんいますが、西洋医学は進化している、この状態は理解はしてほしいですね。