骨粗鬆症の勉強してきました 2016.3.11

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藤田保健衛生大学内分泌代謝内科学教授鈴木先生の講義でした。いつもわかりやすい講義です。尊敬できる先生です。親しくさせていただいております。今回は骨粗しょう症の話です。鈴木先生は骨代謝が専門です。
当院でも50歳以上の女性を対象に骨粗しょう症の啓蒙をしております。この病気は骨折しやすく、寝たきりの原因となります。女性は閉経にて女性ホルモンが減ると骨が壊れる方向に行きます。ですから女性は男性の3倍の骨粗しょう症の罹患率があるのです。予防としてはカルシウム摂取、日光を浴びる事はあります。骨の強さは一般的に調べる骨密度が有名です。クリニックで調べれます。ただ内科クリニック、当院もですが、で行う手で測る骨密度は精度が低いのは事実です。骨の強さは骨質(骨の性質)も関係しておりますが、現在一般的に使える良い指標はまだクリニックレベルではありません。

今回は薬の話がメインでした。今までの経験ではほとんどの薬は加齢による骨密度低下以上に骨密度をよくしません。最近出た半年に一回皮下注射する薬が骨密度をあげることを教えていただきました。一回3万円ですがひと月換算にすると5000円、3割負担で1500円 1割だと500円です。一度にかかる負担金が高いですが、今後必要があれば勧めていきたいと考えています。有意義な時間でした。

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