名古屋掖済会病院院長の加藤先生主催 日本光電共催の会にでてきました。
日本光電とは糖尿病末梢神経障害の研究を当院で実施しており、医療に貢献できそうな結果がでてきています。今年も京都である日本糖尿病学会で発表することになりました。
私の演題は循環器のセミナーでありながら、糖尿病治療でした。実は糖尿病を治療しても今までは寿命をよくるすことはできていませんでした。健康寿命(失明とかの糖尿病の合併症を減らすこと)をよくすることのみでした。循環器分野ではコレステロールの薬と血圧の薬で既存の臨床試験では寿命をのばすことが言われています。そこで糖尿病の新薬であるSGLT2阻害剤が糖尿病治療薬で初めて死亡率を下げることが判明しました。この作用は実は利尿作用ではないかといわれており、結局は循環器領域の治療が寿命をよくすることにつながると思われると話しました。
他の演者の先生 特に医師で井澤先生とは非常に親近感をもちました。私の千種高校の同級生飯野君が 名大循環器内科で井澤先生と同級生であり、会場に話を聞きに来てくれて、直接井澤先生に私を紹介してくれました。また井澤先生の奥さんが千種高校の同級生であることも判明しました。アウエイ的な講演会でしたが、とてもリラックスできて、、また4時間半という長時間でしたが、とても中身の濃い話でした。 座長の加藤先生とも 今後会食をしたい旨を了解していただき、また御縁が深まりそうです。感謝です。