土曜日の午前のクリニックが終わってから、第2回非専門医によるCKD(慢性腎臓病)研究会に参加しました。一般講演は、座長を長嶋正仁先生になってもらい、当院の糖尿病看護認定看護師土川睦子が演者をつとめました。腎症(腎障害)の患者さんに向き合う時、患者さん側に立って話すこと。そのためにクリニック内の連携を調整、スタッフの教育技法を高めたこと。患者さんへの指導は一回を短時間で頻回に指導していくこと等当院での指導内容についてい話しました。土川看護師が当院に来てからは当院での指導内容が高度になっただけでなく、彼女が当院スタッフに毎週講義してくれてスタッフの糖尿病知識が確実にアップしました。
次の特別講演では、座長に戸崎貴博先生、演者は平光伸也先生でした。心不全と腎不全は関連していること。心不全の話、腎性貧血を含めた腎不全の話を非常にわかりやすく語ってくれました。さすが、平光先生は根本を理解しているだけにわかりやすい話でした。最近平光先生とはよく話す機会があり、今後も関わっていきたいと切に思いました。
その後は当院主催の栄養の勉強会でした。当院管理栄養士林主導の会です。
最初はライザップや医療機関で糖質制限理論に基づく食事指導の第一人者 大柳珠美先生でした。
医師のもとで栄養指導をする管理栄養士のジレンマや、管理栄養士が食について語るとき大切にしたい事、また患者さんにどう説明したらいいか?を話してくれ、大変ためになる話でした。
次は皮膚科領域で栄養療法を実戦されている甲子園栗木皮膚科クリニック 栗木安弘先生
栗木先生からのお話はいつもわかりやすいです。実際の症状をいくつかに分けて、その治療法を提示してくれます。とても臨床に役立ちます。また愛知医大出身で名古屋が第二の故郷とも言ってくれます。親近感もてます。
質問時間では、この会の特徴である栄養士顔負けの知識と情熱をもつ栄養療法歯科チームが何度も質問してくれました。また多職種の皆様が 熱く質問をしてくださるおかげで大変有意義な時間となりました。(当院林談)
私からも健康をつくる食以外の環境、空気 水も見直そう、ホンモノを厳選して情報を共有していこう、という提言をさせていただきました。自分達のことは自分で守るです。今後情報共有グループを名古屋で作っていきたいと思います。