TFC食養上研究会

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先週土曜日当院の勉強会です。30人ぐらいの参加者でした。いつも感謝です。当院林が企画施行してくれました。
 最近小児学童の給食に対して管理指導表を記載することが多くなり、そこで食物アレルギーの見分け方が問題になります。食べてアレルギーがでるかが一番の指標です。参考としてIgEアレルギー(採血項目)を各食物で調べます。小児科学会ではIgGでの検索は無効と結論しています。ではIgGは何を評価するの?  という勉強会でした。腸内細菌の重要性、IgGアレルギーの考え方がとてもよくわかりました

  結局食物アレルギーの治療はアレルギーの食材をとらないことでもありますが、根本の原因は腸内細菌の異常であり、そこを治すことが一番重要であること。我々の不定愁訴(現代医療で治らないものを言う)には実は腸内細菌の異常が多くの事例で関係しており、西洋医学(現代医学)でも治らなければ補完的医療としても腸内細菌を正常にすることで治る可能性が高く、実際あること。IgG遅延型アレルギーの検査では結局卵と乳製品が高頻度で異常になるため、採血しなくても(自費で3万円程度かかる)、不定愁訴の方に卵と乳製品を控えるだけでも治療になるであろうとのこと。分子整合栄養医学からすると、まずは低血糖症が多いので糖質制限+タンパク補充の治療が多いが、それで無効なら卵乳製品を控えることで治せる場合が多いことがわかりました。 とても有意義な時間でした。

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