癒しの対象は人間だけにとどまらず、東山動物園でのコアラのスポンサーになったりしております。また日本を理解するには世界にも行くということもあり、また要望が来たりするので、中国・ベトナム・モンゴルには海外出張しております。モンゴルではよい未病予防モデルができそうな予感があります。世界という意味では 全世界で頑張っている日本人を癒したいという思いがあり、携帯電話等の媒体を通しての結びつきも考えております。行動することで見えてくるものも多く、自分にとって非常に役立っています。当院近所の若田接骨院とも連携して二か月に一回は勉強会やっております。緑区という単位では私の専門分野である糖尿病を区民に啓蒙し、医療者の糖尿病診療レベルをあげる緑区糖尿病を勉強する会を立ち上げ、半年に一回の講演+勉強会をやっております。その分科会として医師・薬剤師・看護師・栄養士・理学療法士の勉強会を組織し、盛り上げていってます。当院糖尿病診療に関しては私だけの勉強だけでなく、月に一回薬剤師と看護師で当院糖尿病患者でコントロール不良な患者さんの症例検討会を行っております。私としても勿論日々の糖尿病の診療だけでなく3年前から日本糖尿病学会で研究発表しております。毎年欧州糖尿病学会にも出向いており、昨年は研究発表の応募しましたが、発表の機会はもらえませんでした。しかし、今後も欧州糖尿病学会にも毎年研究をエントリーしていく予定です(今年は学会日程上の問題でだしておりませんが、出席はします)。欧州糖尿病学会の実質上トップであるイタリアピザ大学教授フェラニーニ先生とも個人的に親しく、日本の糖尿病専門開業医と欧州糖尿病専門開業医とのスカイプでの勉強会も希望してありますが、今は適当な欧州の医師がいないとのことで先延ばしになっております。糖尿病の勉強もインターナショナルでスカイプで行いたいと思っております。2014年からホリスティック医学協会の理事を仰せつかっております。西洋医学だけと思っている医師、西洋医学を否定する代替医療家に対して中観思想をもって束ねていきたいと思っております。私は基本西洋医ですが、困った方には治療はオーダーメイドでそのコーディネーターになるつもりです。
最後に私の医局の家訓が私の家訓でもあります。”実るほど頭を垂れる稲穂かな” 私も時々鼻っぱしが高くなります。その時に思い出すようにしています。私の尊敬する藤田保健衛生大学前理事岸川教授の家訓でもあります。というか岸川先生のお父さんが私の医局の教授で、そこで医局の家訓としたそうです。もう一つ ”和を以て尊ぶとなす”もよく思い出しております。ちなみに我が入局した医局(今は消滅)の同門会が”貴和会”でした。当院の医療法人の名前もそれに近くして ”貴優会” 優しさを貴ぶとしました。長くなり、すみません。当院10年を3回にわけて書きました。読んでいただきありがとうございます。