昨日土曜日 またマクロライド系抗生剤の研究会にでてきました。川崎医大の宮下先生に聞いていたインフルエンザに対する治療の詳しい話でした。木戸先生は日本のトップの先生のようで宮下先生のネタ元の話でした。やはり一人者の先生の話は面白いですし、迫力ありました。インフルエンザ早期治療によって免疫反応の記憶がなくなり、再度インフルエンザに罹患しやすい報告もしていました。後の懇親会で先輩である名市大の中村先生とも話しましたが、”早期にインフルエンザ治療したら再度インフルエンザにかかりやい?っていう話であるが、臨床医としては治療するよね””インフルエンザを診断するキットが発熱後(発症後)12時間でしか確定診断できないのが、ちょうどいいのではないか””とかの意見がでました。インフルエンザ脳症の話もでていまして、脂肪代謝になっていると罹患しやすいことがもうわかっているそうで、飢餓状態と幼児はリスクが高いようです。最近看護師がインフルエンザ脳症で発症後1.5日に死亡されたのもおそらく、疲れがひどく飢餓状態となり脂肪代謝状態になっていたと推測されるとのことでした。またリゲインに免疫賦活させるものがはいっている話があり、面白かったです。マクロライド系抗生剤の免疫賦活作用の詳細の話もありました。面白かったですね。世界の最先端でした。ただ思ったのは結構わからないことが多いなあと思いました。