東京オペラシティでインスリンの講演会です。重症低血糖は昏睡をきたしやすいし、合併症も引き起こす。糖尿病の合併症を起こす終末糖化産物(AGEs)は採血でもわかるらしい(実臨床では測れませんが)。低血糖発作で入院する人はSU剤(ダオニール、アマリール等)併用している人が多いとのこと。これは以前から言われている。すい臓を疲弊化させないためにも高齢者ではSU剤を減らす方向です。
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新薬講演会
認定健康スポーツ医&新薬の座談会
金曜日午前診療後14時から愛知県医師会で 日本医師会認定健康スポーツ医の講演を聞いてきました。この資格の更新のための講演です。完全に整形外科の領域です。スポーツ外傷でした。膝の位置とか、やはりプロはプロだと痛感しました。正直ちょいと眠たかったです。寝てました。。。 すぐに午後の診察にもどり、今度は20時には名古屋駅のホテルで4人の医師での座談会でした。母校の糖尿病専門医とのディスカッションです。結構しゃべりました。自分で話して自分の意見がまとまりました。東京の糖尿病専門医とSNSで話しているのでとてもたくさんの話ができました。この新しい薬SGLT2阻害剤は世界的には売れているのですが、日本ではまだまだです。栄養士をもつ糖尿病専門医と栄養士がいない非糖尿病専門医では差の出る薬だと思います。まだ発売一年 いろいろなデータがでてくると思います。楽しみな薬です。
名古屋市立大学糖尿病内科と眼科の合同勉強会
あなたの足は大丈夫? ホリスティック医学協会講演
インターネットTV わいわいTV収録
博多の研究会に来ました
統合医療を実践している先生に会ってきました!
毎月第三水曜日午後を代診にさせてもらい、東京の研究会:早期胃がん研究会に出席し、翌日実臨床をしている先生を訪問しております。患者さんにはご迷惑をおかけしております。3月は統合医療塾でお世話になっている健康増進クリニックの水上先生です。なんと朝10時から3時間も二人で話をさせていただきました。とても有意義な時間でした。水上先生からも”先生はゴールと実践があり、他の先生とは違う!一緒に医療を変えよう。先生の話聞いて自分もエネルギーもらえる”との言葉をいただきました。実るほど頭を垂れる稲穂かな:本当に優秀な人ほど謙虚です。
水上先生は勤務医の時にサプリメントを患者に勧めていたら、院長から西洋医学だけをやればよいと言われ、勤務医をやめられたそうです。その後健康増進をやりたくて統合医療のクリニックをたちあげたそうです。当時ビタミンC大量注入療法をやっている医療施設が都内になく、癌末期の患者さんが増えたそうです。結局癌末期の患者が助かったことはあまりないとも言われておりました。水上先生曰く、西洋医学が標準治療でそこでもできない治療を補完医療(伝統医療等:漢方 鍼灸 気功。。)で補助することでが大事だと言われておりました。他にもエビデンス重視である医療への警告、現在の統合医療学会・ホリスティック医学協会・統合医療塾の実際も教えていただけました。まだまだスピリッチャル的なことも含め勉強が必要と話されておりました。私が量子力学的、マインドコーチング的な観点から医師にホリスティックな世界を説明したいと話したところ、共感されておりました。それ以外にもとても共感共鳴するところが多く、本当に私もエネルギーをもらいました。
統合医療とは何か? 水上先生と話した結果自分としての考えを書きます。まずは現代医療=西洋医学となります。現代医療でない医療(伝統医療等)を代替医療(現代医療にとって代わる医療)もしくは補完医療(現代医療を補う医療)と言います。代替医療は現代医学を否定している意味合いで使うことがあります。私も経験があります。気功師が直腸がんの患者さんに 気功でなおるから病院は行くなと言い、結局その患者さんは下血がひどくなり当時の私の病院を受診し、肝臓に転移あり手遅れで亡くなりました。我々西洋医は多かれ少なかれこのような経験をもっています。こんな経験が多いので今の医師は代替医療家を信じないのです。私が言いたいのは 自分の治療のみ肯定して他の医療を否定するのはいけないということです。治療家は他の治療の情報をも提供して一緒に決めていくコーディネータであれ です。何も現代医学の知識もない人が現代医療を否定して人を不幸にしてはいけません。だからそのコーディネータには現代医師が最も適任だと思っております。
話がそれましたが、現代の考えでは補完医療という言い方、考え方が主流です。現代医学が主体で他の医療はそれを補完するものだという考えです。欧州は医療にも歴史があり、西洋医学(現代医療)以前から伝統医療が存在していました。そこに現代医療が現れたたのですが、主が現代医療、伝統医療は補完という姿勢が鮮明で補完医療という言い方をします。アメリカは歴史が浅く、現代医療とそれ以外の医療が最初から混合しているような国なので統合医療と言う言葉を使います。現代医療とそれ以外の医療のいいところを統合する医療としています。アメリカは現代医療以外の医療にもエビデンス(科学的証拠)を求めます。欧州は伝統医療をエビデンスなしでも認めています。アメリカでよく使う統合医療という言葉には現代医療と同等の価値があるそれ以外の医療のニュアンスがあると私は思っています。アメリカはエビデンス重視だといことです。欧州はエビデンス+経験重視だということです。 難しいことを言わなければ補完医療=統合医療と一般的には考えていいいと思います。その上の概念として医療以外のすべてをも使って幸せにすることがホリスティックだと思っております。水上先生に教えていただき、自分で思った考えを書きました。私もまだ混合しているところがあると思います。勉強中です。
在宅医療研究会で岐阜県医師会館に来ています。
女性の味方 プロジェクト
3月中は当院女性定期通院患者さんに 写真のチラシを渡しています。寝たきりにならないために、骨粗しょう症と過活動膀胱の啓蒙、勉強です。骨粗しょう症は女性に多く、骨折の原因です。多いパターンは大腿骨骨折や脊椎の圧迫骨折で寝たきりになることです。診断は骨密度測定にて類推しています。治療はカルシウム等の食事指導と散歩等の日光をあびる事です。過活動性膀胱は排尿回数が多くなり、尿漏れ等がでてくることです。少しずつ我慢する時間を長くする膀胱訓練や尿漏れ予防での骨盤低筋体操がありますのでパンフレットを渡しています。薬を飲む前に治せることを今後も啓蒙していきます。4月は当院栄養士林の座談会(4月25日土曜日14時から当院で)がありますので、4月は林からの情報提供があります。チラシを患者さんに配ります。