高橋ファミリークリニックでは、夏期に多発する熱中症や体調不良に対する予防と対策に力を入れています。特にお盆期間中は、気温・湿度の上昇に加え、生活リズムの乱れや移動、行事などにより体への負担が大きくなりがちです。ここでは、夏の健康管理のポイントと、熱中症の予防・対処法をご紹介します。
お盆期間のクリニック休診日について
当院は8月10~15日がお盆休暇となっています。
急な体調不良時に備え、事前に診療日程を把握しておくことをおすすめします。
夏期の体調管理の基本
1. 睡眠と食事のリズムを整える
旅行や帰省などで生活パターンが崩れやすい時期ですが、規則正しい生活を意識することが体調維持の鍵です。十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
2. 冷房の使い方に注意
冷房の設定温度は「28度前後」が目安です。屋内外の温度差が大きいと、自律神経のバランスが崩れ、体調を崩しやすくなります。冷えすぎに注意し、時には外気にあたることも必要です。
熱中症予防のポイント
こまめな水分・塩分補給
のどの渇きを感じる前に、少量ずつこまめに水分を取りましょう。発汗によって失われるナトリウムを補うために、スポーツドリンクや経口補水液なども効果的です。
外出時の工夫
・日差しの強い時間帯(10~16時)を避ける
・帽子や日傘を使用する
・通気性の良い服を選ぶ
といった対策で、体温の上昇を抑えることができます。
熱中症かな?と思ったら
初期症状の見分け方
・めまい、立ちくらみ
・異常な汗、または汗が出ない
・頭痛、吐き気
・体のだるさ、意識がぼんやりする
などの症状があれば、すぐに涼しい場所へ移動し、水分・塩分を摂取してください。
速やかに医療機関へ
症状が改善しない場合や、意識障害・けいれん・呼びかけに反応しないなどの重度症状がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。当クリニックでも熱中症に関する診療を行っておりますので、早めの受診をおすすめします。
最後に
高温多湿な日本の夏は、体にとって非常に負担の大きい季節です。お盆を安全に快適に過ごすためにも、日々の体調変化に敏感になり、予防と早めの対応を心がけましょう。ご不安な点があれば、いつでも高橋ファミリークリニックまでご相談ください。