「向き合う医療」を目指して――診察室のシュライバーという新しい挑戦


こんにちは。名古屋市緑区で糖尿病内科を開業して20年以上になる高橋ファミリークリニックの高橋です。

私の診療のモットーは、「時間が短くても、患者さん一人ひとりとしっかり向き合うこと」。
最近では「医師がパソコン画面ばかり見ていて、患者の顔を見ない」といった声をよく耳にします。

そこで、私たちのクリニックでは「シュライバー」と呼ばれる医療補助スタッフが診察室に同席し、医師の代わりに電子カルテの入力や記録を行う体制をとっています。
これにより、私は画面を見ることなく、患者さんの表情や言葉に集中することができるようになりました。
これは、医療の本質である「対話」を取り戻すための大切な取り組みです。

こうした診療体制を実践していく中で、最近特にご相談が増えているのが「マンジャロ」という新しい治療薬についてです。
マンジャロは、2型糖尿病の治療薬であると同時に、肥満改善にも大きな効果が報告されている話題の薬です。
ただし、すべての方に向いているわけではなく、体調・既往歴・生活習慣をしっかり考慮したうえで判断することが重要です。

今後このブログでは、糖尿病に関する最新情報や、健康維持のためのヒント、そして地域での取り組み(太極拳教室・笑いの会・オンライン診療の活用法など)を、週に1回のペースでお届けしていきます。

お読みいただいた皆さまの健康づくりの参考になれば幸いです。