笑いがもたらす健康効果
「笑いがもたらす心と身体への健康効果」
こんにちは。高橋ファミリークリニック院長の高橋です。
今日は少し肩の力を抜いて、「笑いと健康」についてお話しします。
■ 笑いと医学の関係
「笑う門には福来る」という言葉がありますが、これは単なることわざではなく、医学的にも裏付けがあります。
研究によると、笑うことで次のような効果が期待できるとされています。
- ストレスホルモン(コルチゾール)の減少
- 免疫力の向上(NK細胞の活性化)
- 血糖値の上昇を抑える効果(食後に漫才を見た人は、そうでない人に比べて血糖値の上昇が緩やかだったという研究報告があります)
- 血管を広げ、血流を良くする作用
■ 「笑い」は心のリセットボタン
糖尿病や生活習慣病の患者さんの中には、「きちんとしなければ」と真面目に頑張りすぎて、ストレスをため込んでしまう方が少なくありません。
そんなとき、「声を出して笑う」ことが、心のリセットにつながります。
笑いには「副交感神経を高めてリラックスさせる」効果があり、心を落ち着ける作用があります。
■ 日常に取り入れる工夫
- 毎日10分、好きなお笑い番組や動画を見る
- 家族や友人と楽しく会話する時間を持つ
- ちょっとしたことも「笑い話」に変えてみる
- 地域の「笑いの会」やグループに参加してみる
小さなことでも、笑いを習慣にすることで心も身体も軽くなります。
■ まとめ
糖尿病の治療は、食事・運動・薬だけではなく、心の健康も大切です。
「笑うこと」が日常の薬代わりになるかもしれません。
今日も一度、声を出して笑ってみませんか?
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